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2006/02/11

西国薬師巡礼20(続)

天寧寺から約20分ほど走り、福知山市街にほど近いところに次のお寺、長安寺があります。

西国薬師霊場第二十六番
医王山 長安寺(いおうざん ちょうあんじ)

〒620-0928 京都府福知山市奥野部577
TEL 0773-22-8768
宗派:臨済宗南禅寺派
本尊:釈迦如来 薬師堂本尊=薬師如来
創建開山:悦堂禅師
開山:麻呂子親王、眼光恵秀禅師
開創:飛鳥時代
中興開山:空山玄東和尚
御詠歌:千歳経て 松の翠に いや映えて
             瑠璃の佛光(みひかり) 永久にかえさん

01
<山門>

寺伝によれば、聖徳太子の異母弟の麻呂子親王が丹波の鬼族を退治するのに、自ら戦勝を祈願して薬師如来像七躰を刻み、七つの寺院に奉納された七仏薬師(しちぶつやくし)の一躰が祀られたと伝えられているそうです。

その後、再三の火災にかかり焼失してしまいますが、福知山初代藩主、杉原家次によって再建されたそうです。
この杉原家次という人は、太閤秀吉の正妻、寧々(北政所)のお母さんのお兄さんです。ま、簡単に言えば、ねねのおじさんですね。もともと福知山城は明智光秀が築城したとされるところ、その光秀の死後、城主になったのが杉原家次です。でも城主だった期間は1年ほどだったらしいです。あ、またまた明智光秀が出てきちゃいましたね、なんか明智光秀ファンになりそう(笑)。

02
<山門手前の不動の滝>
02s山門の手前左側に不動の滝があり、その左上の方に、お不動さんがいらっしゃいました。拡大してみましたが、わかりますでしょうか?

03
<観音堂>

山門をくぐって、左手に行くと観音堂があります。昭和五十八年秋に建立された新しいお堂です。聖観世音菩薩坐像が安置されています。観音様にもご挨拶しましましょう。

04
<薬師堂>

05
<薬師堂内陣>

観音堂の右上に建立されている薬師堂です。寛政六年(1794)に再建されたお堂です。再三火災に遭った長安寺ですが、この薬師堂に安置されているご本尊の薬師如来立像は何度も難を免れた創建当時の薬師様で、三十三年毎にしか開扉されない秘仏です。平安時代初期に刻まれた、ありがたい薬師様に、しっかり日頃の感謝をお伝えしました。あ、お願い事もチョットね♪
薬師堂の中には入ることが出来ませんでしたが、ここもやはり隙間からパチリ。お前立ての薬師様、こちらは坐像ですが、この薬師様も平安時代後期に刻まれたものです。日光・月光菩薩様は金色に、そして周りの十二将神様はカラフルに着色されてました。とても楽しそうに見えました。お堂の格子からしっかり覗いていたら、内陣のお線香の煙が、一直線に私たちの方へ流れてきて、これって薬師様や他の仏様が歓迎してくださったのかナ☆

06
<弁財天堂>↑
<開山堂>↓
07s薬師堂の右横には弁財天様をお祀りする弁財天堂、そしてその上には開山堂があります。開山堂の上には大師堂や、この長安寺を再建した杉原家次のお墓があります。ねねさま(太閤秀吉の妻)のおじさまはここで眠ってらっしゃるのですねえ。そういえばNHK大河ドラマ『利家とまつ』で、ねね(北政所)の役は酒井法子が演じてましたね~。また思い出してしまいました。(笑)

08
<大方丈>

長安寺ではこちらの大方丈というお堂が本堂になります。天明四年(1784)に再建。本堂前には「薬師三尊四十九燈の庭」というお庭があるのですが、今日は雪で凄いことになってますねえ~。本尊の釈迦如来、文殊・普賢両菩薩などが安置されています。寺務所はこの大方丈の端にあるので、そこで御朱印をいただきます。

11s境内には樹齢600年以上といわれる「乳垂れ銀杏」があります。この気根を煎じて飲めば乳の出がよくなるとか・・・

12s天明二年(1782)建立の地蔵菩薩様です。人の苦しみや悩みを救う仏様で、子供たちと一緒に遊んで健やかな成長を見守ってくださいます。と、書いてありました。この菩薩様、もうここで、220年以上も子供たちの成長を見守ってこられたのですネ~☆

近くには長安寺公園があり、寺の四季はすごく変化に富んだものだそうです、特に十一月中旬頃は「丹波のもみじ寺」として大変美しいということです。

さあ、それでは本日最後のお寺、達身寺へ向かうことにしま~す!

つづく

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